トムラウシ山を見ながら山頂へ向かう

ここからは火山れきと火山灰地の登りとなりました。傾斜はどんどん増してきます。でも右側には十勝連峰や遠く芦別岳、そして手前にトムラウシ山がデーーンとひかえているのでした。すごいです。すごい迫力です。そしてその広大さの前にどぎもを抜かれてしまいそうです。左側には、すいこまれそうで恐いくらい落ち込んだ地獄谷から噴煙が上がっています。
風の強い日はちょっと緊張を強いられるところでしょう。今日は無風、快晴なんです。
快適なんですよーーだ!デジカメくんもなんとか頑張ってくれています。

旭岳山頂を望む

途中滋賀県から来た若者君に出会いました。
約1カ月かけて自転車で全道一周するとのこと、昨日は十勝岳へ登ったのですが、展望はまったくきかなかったようです。

今日の展望にお互い喜びを分かち合いました。そんな若者君は先にさっさと登っていったんです。


トムラウシ山方面

傾斜はさらに急になります。途中、合目標識があり標高も記入されていて登りの目安となり、大変たすかりました。でも標高も高く、傾斜も急、で、おっさんの呼吸も急、やはり寝不足もたたっているのでしょうか?
金庫岩への右側へのまわりこみが終わると、やっと山頂が目の前に見えてきます。
火口をおっかなびっくり眺めながら
いっきに山頂へのぼりつめました。

つらい登り

爆裂火口


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