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楽古岳は2000年10月1日にグループで感動の登頂を果していた。いつかは二人だけで、、、と狙っていた山だった。前夜は三石道の駅で車中泊、翌朝一路楽古山荘へと向かった。日高幌別から国道236号に入り約20kmで楽古山荘へと続く林道に入る。

前方に見えて来る筈の楽古岳は暗い雲に覆われていて、全くその姿を確認出来ない。「こりゃあ、今日はダメかな〜」ちょっと弱気になりながら約9km林道を走ると楽古山荘へ。車が2台止まっていたが、もう出発したのか人の気配は無い(楽古山荘内にトイレあり、水場ありー飲用不可)。ゆっくりと準備をしていると少し空が明るくなってきた。「まあ、展望は望めないかもしれないけど、、、行ってみようか」、2006年9月2日午前7時20分、私達は山荘前の登山口を出発した。

山荘
楽古山荘

登山口
登山口

登山口から少し進むと最初の渡渉地点である。以前は橋があったが今はコンクリート製の円柱が設置されている。今回おばさんは沢靴を履いていたのでそのまま渡渉、私は円柱橋?を渡った。大きなフキに両脇を囲まれながら造材道跡を進むこと約10分、「楽古岳登山道入口」の標識があった。形は違うが同じ名前の標識が尾根取りつき部分にもある。

コンクリートの円柱橋?
コンクリート製の円柱橋?

造材道跡
造材道跡

ホソバトリカブト
ホソバトリカブト

しっとりとした樹林帯へと入って行く。踏み跡はしっかりとしているし目印のテープもあり、迷う心配も無さそうだ。やがて前方が開けると次の渡渉地点である。水量は少なく登山靴でも飛び石伝いで問題無かった。ただ滑り易いのでおばさんのように沢靴で行った方が安全かもしれない。

樹林帯だよ
しっとりとした樹林帯

最初の渡渉地点
最初の渡渉地点

渡渉を繰り返したり(5、6回程度)、川沿いの苔むした登山道を進んだり・・・して進んで行く。一箇所川原を歩くところがあったが、水量の多い時のためだろうか巻き道もあった。帰路に巻き道を歩いたが方向さえ間違わなければ問題無いだろう、距離的にもさほど違わない。

苔むしてる〜〜〜
苔むした川沿いの登山道

またまた渡渉
全般的に水量は少なかった

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