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今年の札幌近郊は雪が少ない、、、街中の道路にはほとんど雪が見当たらないほどで〜〜〜そして師走の週末を迎えた。2006年12月23日早朝、カーテンを開けて外を見る、どうやら高曇りのようだ。天気予報では9時から雪になっているが、、、私達は札幌国際スキー場へ向かった。

山頂方向は霞んでいたがまだ雪は降り出していない。早速準備して8時30分運行開始のスキャイキャビンに乗り込んだ。一気に1000m台地にまで運んでくれる、終点駅で入山記録に記入していよいよ朝里岳に向かってスタートである、8時45分。

やはりまだ雪は少ない、ブッシュも目立っている。前日のものなのか、うっすらとトレースが残っていた。ラッセルはそれほど深くも無いようだが、そのトレースに乗ってしまう。上空は雲に覆われていた、しかし風はほとんど無い「これで青空があればなぁ〜〜〜けど、、、モノクロームの世界だってそれなりに・・・」早くも言い訳を?考えながら進んで行くと、一瞬陽射しが照りつけた、周囲が一気に輝き始めた。

スタート

やったぜい青空

前方にちょっと青空なんかも見え出すと「こりゃあ良いかもねぇ〜〜」と叫びながらシャッターを押す。おばさんも快調に登って行く。「そこは回りこまないと無理じゃない?」そんな私の言葉を無視して登り切るおばさん、「なかなかやるじゃないの〜」内心そう思いながらも声には出さない。

小雪が舞い始めた、、、薄日が見え隠れし始めた、、、高度が上がるにつれて木々に纏わりつく雪が美しく〜〜〜

ちょっと青空なんかも

登るのだ

さすがにもうトレースは見当たらない。コンパスを切って方向を定める、一応GPSで現在地を確認しておく。この山は手軽に登ることが出来る反面、吹雪かれて視界不良になると恐ろしい。特に山頂付近の通称「飛行場」と呼ばれる大雪原では目印となるものがほとんど無いのだから!

「あっ、モンスターだよっ」おばさんが叫ぶ、雪が少ないからどうかなと心配していたのだが・・・ほっとしながらそのモンスター目掛けて進んで行く。2002年1月にはその幻想的な姿をとらえ「fantasy」と称して紹介させてもらったのだが、、、今日はそれと同じ光景との再会となるのか。

進むのだ

進む

朝里岳の山頂はほとんど目立たない、今回初めてそれらしき地点を見た、9時35分。しかしおばさんはそのまま通り過ぎて進んで行く、、、吸い込まれるようにモンスターの中に入って行く。

モンスター

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