fantasy

2002年1月12日(土)、3連休の始まりである。私達は足慣らしに朝里岳を目指すことにした。足慣らしという事は、この3連休にまだ本番があると言う事になるのだが、、、

札幌国際スキー場のスカイキャビンに乗りこむ(1000円)、一気に1000m台地まで運んでくれるのだ。
キャビンの中でぼんやりとしていると、一緒に乗りこんだ男性の声がどうも気になる。ふっと見るとなんと同じ職場のyoshiさんではないか、、、あれれれっ!!yoshiさんはゲレンデスキーを楽しむとのこと「気をつけてね!」との言葉を受け、キャビンを降りる。

入山届に記入して、ロープをくぐりぬけ、さあ、いよいよ朝里岳へ向かって出発だ(9時25分)。


ラッセルしながら進む

今日はまだ誰も登っていないようで、当然のことながらラッセルしながらの山行となった。

おばさんが先行して進む、、、この山は昨年青空の中、白井岳まで登っている。しかし今日の天気は?何と言ったら良いのだろうか!南東方向から時折日差しが照り付けるのだが、全般的にうっすらとしており、目の前には白っぽい世界が展開されるわけで、、、

私は時折地形図とコンパスでおばさんに進む方向を指示していた、下山時の滑る方向も意識しながら進んだ。ラッセルを交代する、、、見覚えのある地形が目の中に飛び込んで来る、ほっとする瞬間でもある。


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