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思えば、yamaonさんと3人で9月23日日高山脈最高峰の幌尻岳に立ち「待ってろよーーー行くからなーーー」と指差した「ピパイロ岳、1967峰」、それがいま現実になろうとしていました。

モクモク隊メンバー(kamiさん、koyaさん、yamaonさん、おっさん&おばさん)は2002年10月12日(土)伏美岳登山口に集合していました。
今回は伏美岳〜ピパイロ岳(テント泊)〜1967峰〜ピパイロ岳〜伏美岳と、モクモク隊の今年度夏山登山の締めくくりにふさわしい?コースを歩くのです。
しかもモクモク隊としては伏美岳は昨年11月には雪に降られ視界ゼロ、ピパイロ岳は今年5月のゴールデンウィークには途中撤退した山であり、今回はそのリベンジともなるわけで・・

急斜面を登る登山口で出会った帯広のTさんご夫妻がピパイロ岳まで行くと先に出発、
さて12日6時20分モクモク隊は遂に伏美岳登山口をスタートしたのでした。

今回ももちろん縦走装備、ザックの重さはズッシリと身体に覆いかかるわけで、もちろんなかなかペースがあがりません。
ちょっと滑り気味の急登を喘ぎながら登って行きます。約1時間で1150m台地へ、ふーーーっ。上空を見上げると黒っぽい雲が流れています。昨年の雪に降られた時を思い出した一行は、うつむき加減で又歩き始めたのです。

なだらかな樹林帯を過ぎて又辛い登りになりました。やがて山頂部が雲に包まれた妙敷山が見えてきました。さらに追い討ちをかけるように、下りて来た人達から「縦走ですか、、、大変ですね、山頂からは真白でなにも見えませんでしたよ」というアリガターイお言葉、

「こりゃあ、ダメかなぁ〜〜〜」あきらめ気味に9時40分伏美岳山頂(1792m)へ立ちました。

伏美岳山頂
伏美岳山頂にて

目の前は展望不良、「あぁ〜〜〜やっぱし!」。思わずこれから向かうピパイロ岳を見る一行、あーーー山頂が雲で見え隠れしているではありませんか。そして青空もなんとなく広がりつつあるようです。

ピパイロ岳
山頂が見え隠れしているピパイロ岳

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