２０００年９月２３日（土）、朝６時発の旭岳ロープウエイは、晴天の中を約９分間でいっきに姿見駅まで登りつめました。
おっさんとおばさんはロープウエイ駅舎から出た途端、目の前に飛びこんで来た展望に、大きなアクビをじゃない、叫び声をあげたのでした。「やったーーー、すっごいーー天気じゃん！！」

そうです、左手に前週登った安足間岳、当麻岳がくっきりと、そして右手はるか彼方には芦別岳と十勝連峰がくっきりと見えていたのでした。
今回の予定はまずは旭岳へ登り、そのまま間宮岳へ、そして中岳分岐から裾合平へ下りて紅葉を楽しもうというものでした。

６時４０分姿見ノ池へ、噴煙がもくもくと噴き上げています。池には旭岳が写り・・・・・姿見ノ池や旭岳山頂の写真などは、昨年のページでご覧くださいね。
いやーーさすが今日はたくさんの方が旭岳を目指していました。旭岳避難小屋は工事中で、いままであった建物は取り壊されていました。

ぐんぐん高度を上げていくと左手には爆裂火口がおそろしい口をあけ、右手にはトムラウシ山方面の展望が広がってくるのでした。金庫岩を過ぎると間もなく山頂です。

８時１５分旭岳山頂へ。この日も又昨年以上の大展望でした。遠く道東の山々まで見えていたのです。もう「今日はすべて見せます」なんてタイトルがつきそうな展望だったのでした。