火口と山頂方面を見ながら

摺鉢火口

さて、歩きづらい尾根の上へ出ると、そこは広い平坦地でした。左側には摺鉢火口が、そして右側には巨大なグランド火口が広がり、その彼方には十勝岳の山頂が見えています。ここから見ると、ものすごく遠く感じてしまいます。グランド火口の陰からは噴煙がもくもくと上がっています。すっごーーーーく広々とした光景です。
でもでも、十勝岳の山頂付近は雲が勢いよく流れ、美瑛岳方面も雲に包まれたままです。今朝はあんなに天気がよかったのですが、これだけ高度が上がると、その変化にはすさまじいものがあると感じました。

グランド火口と山頂方面

コース図

火口から昇る噴煙
休んでいるうちにどんどん雲が流れてきます。「あああ!!しかたないなあ」ちょっと落胆しながらも出発です。ここから頂上への稜線のとりつきまではゆるやかな火山灰地でおおわれた、歩きやすい山行でしたが、とりつきの手前では足が埋まるほどのきづらいところもありました。所々に比較的新しい標識が立てられていました。

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