1999年8月15日、十勝連峰最高峰、火山活動もいまだ活発な「十勝岳」へ登ることにしました。 |
レストハウス横のトイレで体調を整えて、5時10分さあ出発です。 今回は旧知のHOSHIさんご夫婦と一緒の山行です。HOSHIさんの奥様とは、今年4回一緒に登っています。ご主人とは昨年の札幌岳以来です。 めずらしく、おっさんが先頭を歩くことになりました。みなさんのペースを見ながらの山行となったのです。まずは十勝岳避難小屋を目指します。ゆるやかな斜面が続きますが、火山灰や岩石がころがっている大変歩きづらい道のりです。目印のペンキを確認しながら「これじゃあ霧で見通しが悪かったりしたら大変だね」と話しながら進みました。オオイタドリがまわりを取り囲むようにして咲き乱れていました。ガイドブックに書かれていたスキーリフトは撤去したのか跡形もありません。 美瑛岳への分岐を右へ、6時10分避難小屋へ到着です。だれもいる気配はありません。ここでちょっと休憩。HOSHIさんのご主人の持ってきた外国製GPSで現在位置を確認、なかなかの優れものですね。ここからは、沢をわたって尾根にとりつきます。閉鎖されている前十勝コースはロープが張られていて迷いこむ心配はなさそうです。尾根からは目印のペンキがたよりのコースとなります。火山れきにおおわれたコースなので、明瞭な踏み跡はありません。延々とした登りが続きます。「メアカンキンバイ」「エゾオヤマリンドウ」がつらい登りを助けてくれました。 それほど暑くはなく、水分補給もさほど必要が無い状況でした。約1時間15分の登りでした。7時30分この尾根を登りきりました。 | |
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