おばさんロープと岩登りに挑戦 夕張岳から?恵庭岳 

1999年7月25日(日)以前から登りたかった山、夕張岳へ挑戦する事にしました。天気予報はあまり良くありませんが、「きれいな花を見れれば・・・」と、朝4時札幌を出発、一路夕張岳登山口へ、けどチョット待って、明石町から林道へ入った所に立看板があったんです。「まあいいや」と更に進んでいくと、一台の車が引き返して来ました。「おかしいなあ!!」と更に進むと、一台の本州ナンバーの車が止まっていました。そして前を見ると、なんと林道がゲートで閉ざされそこには「今月末まで工事のため車両の通行止め」の旨書いてあったんです。ヒュッテまでは9kmとあります。「えっ、ここからヒュッテまで9km、それから登りだしたら・・・」おっさんはすぐに中止する事にしました。

さてそうなるとどこへ登ろうか?一路札幌方面へUターンです。天気は相変わらずです。その時おばさんが「恵庭岳へ行ってみたい」と言い出したんです。「えっ?エッエ・ニ・ワ岳??」おっさんはびっくりしてしまいました。恵庭岳(1317.7m)あの岩峰の突き出た異様な形をした山はガイドブックでも中級にランクされています。「いいよ!!行こうじゃないの」おっさんはおばさんの挑戦を受け取ったのです。


針葉樹林を歩く

一瞬の展望

8時登山口駐車場に到着、なんと札幌から200kmもの走行となってしまいました(トホホのヘ)やっと一台分のスペースを見つけて車を止めました。山容は厚い雲に覆われ全く見えません。

8時15分登山届けに記入して(小さな小屋になっている)さあ、いよいよ出発です。砂防ダムを通って沢道を行きます。まずは順調な滑りだしです。そして密生した針葉樹林を進んで行くと、徐々に傾斜がきつくなってきました。一瞬支笏湖が見えましたが、今回の山行ではこの箇所が唯一の展望が開けた地点となったのです(トホホのホ!)。

若い男女が登っていました。女性の方はスニーカのようです。どんどん追い抜いていくと、途中で降りてくる男性に出会いました。「山頂はどうでしたか?」と、おっさんが聞くと「いやーー見晴台まで行ったんだけど途中でやめたんだよ。
きついねえ、この山はと言って降りていきました。

花1

花2

花3

サンカヨウの実

オオウバユリ

エゾアジサイ


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