樽前山には何度も登っていたが・・・この時期~つまりエゾイソツツジが裾野を埋め尽くすような頃には登っていなかった。北海道はこのところ蝦夷梅雨のような状態で、雨の日が続いていたのだが~「明日は大丈夫のようだよ」翌日の天気予報を見て即決で樽前山に向かうことにした。 2018年6月26日(日)早朝、7合目ヒュッテ前の駐車場はまだ閑散としていた。それでも十数台ほどの車がとまっていて、次々と出発する人の姿が続いていた。上空は青空、風も無い絶好の登山日和だ。私達も早速装備を整えて~ヒュッテ前へ向かうのだが・・・駐車場近くに咲いていたオガラバナに目を奪われた。早くも撮影タイムの始まりである、7時10分。低木の疎林帯をユキザサやマイヅルソウ、オオバスノキの花などを見ながら進んで行く。 |
オガラバナ |
低木の疎林帯を進み |
ユキザサ |
マイヅルソウ |
ほどなく疎林帯を抜けると一気展望が広がって、前方には風不死岳とこれから目指す932m峰、そして右に支笏湖を見る事になる。「いい天気だよぅ~」おばさんはそう言いながら進んで行く。そんな景色を楽しんでいる暇も無く「わぁ~~~すごいすごい」と叫ぶことになった。裾野一面を覆うようにエゾイソツツジが咲いていたのだ。もちろん今回の山行のメインはこの花模様だから、歩き始めてほどなくその目的を達成したことにはなる。 |
前方に目指す932m峰と右に風不死岳を見る |
支笏湖が美しい |
エゾイソツツジに囲まれて |
北斜面の裾野に広がるエゾイソツツジ |
(おばさん撮影) |
エゾイソツツジを上から見ると |
更に追い打ち?をかけるようにミネヤナギの群落が目に飛び込んで来た。雌花についた白い綿毛(種子)が強い日射しを受けて輝いて見えていた。 |
ミネヤナギ雌株の群落 |
ミネヤナギの雄株 |
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