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東峰三角点は採石場拡張のため通行禁止になりました

「硬石山(かたいしやま)」札幌市南区の石山大橋付近から見える東側が採石場となっている山である。以前から山友のnさんからこの山の夏道登山道の整備について話しを伺っていた。最近ネットでも登った報告がされていて気になっていたのだが、やっと訪れることができた。札幌中心部から国道230号線で定山渓方面へ向かい、石山大橋を過ぎてほどなく右折して豊平川沿いの道進む。石山橋を渡ってすぐに右折、細い道の突き当りの広いスペースが今回のスタート地点だ。奥には水道局関連のような建物がある。

2018年11月7日、突き当りのフェンス沿いに進んで行くとほどなく西廻りコースの標識を左に分けて、そのまままっすぐ進むと靴の洗い場のある。沢水が流れていてなんとブラシまで用意されていた。 登山道整備されたnさんの気配りに触れたような気がしてなんとなくほのぼのとした気持ちになる。すぐ先に硬石山登山口の標識があって東廻りコースへと進んで行く、8時25分。どうやらこの日は私が一番乗りのようだ。

今回の行程は東廻りコースから登って~三角点へ~そのすぐ先の見晴台で展望を楽しみ、最高地点経由で西廻りコースを下山する周回コースである。

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奥に水道局関連?の建物  登山口は突き当りのフェンスに沿って左へ

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左へ進むと西廻りコース

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ブラシもある靴の洗い場

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登山口(東廻りコース)

尾根に取り付いてすぐに想像通りの急登が始まった。硬石山は標高差差約250mほどの低山なのだが、地図を見てわかるようにとにかく尾根は急で、決して気は抜けない道程である。それだけに高度はどんどん稼ぐことは出来るのだが、、、刈り分けられた登山道とは言え笹の切り株が顔を出している部分も随所にあるので注意が必要だ。nさんもご自身のHPで注意事項として「荒道急登です。荒道です長靴登山は靴破れます登山靴で登ってください。初心者は経験者と登ってください。このコ-スは冬季(積雪期)危険です登らないでください。」と記されていた。

登山道にはちょうど良い間隔で標識が設置されていた。やっと急登を終えて「三角点200m」の標識を見る。ここは最高点方面への分岐付近でもある。

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すぐに急な登りになる

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急な尾根路

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笹の刈り分路となって

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適度な間隔で標識が設置されている

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三角点200mの標識(最高点への分岐付近でもある)
東峰三角点は採石場拡張のため通行禁止になりました。
【通行禁止前のレポートです】
やっとなだらかな道となりほっとする頃には三角点に到着。さらにそのすぐ先に「見晴台」の標識を見て40mほど下る。途中で木々の間から藻岩山方面が見えていた。見晴台からは眼下に採石場を見下ろすことになる。その規模には圧倒される。遠望も一気に広がって札幌市街
~遠く樺戸山地や夕張山地がうっすらと見えていた。

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三角点(山頂)へはなだらかな尾根歩き

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見晴台へ向かって40mほど下る

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木々の間から藻岩山が見えていた

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眼下に採石場

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札幌市街中心部と奥に樺戸山地

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遠く夕張山地を見る

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