翌日の天気予報はすこぶる?悪い。 どう考えても大荒れになると確信していた私は、神 にも祈る気持ちでシュラフにもぐりこんだ。あの最悪の天気図が頭から離れない。 この日の ために、メンバーは各自トレーニングを積んできたわけであり、 それは一日一山であり、壁 であり、週末の連続山行であり、きめこまかに開催された懇親会であり? そんな思いが私の脳裏に走馬灯のようにかけめぐり、寝苦しい一夜を過ごしたのであった。
翌28日、沢水の流れる音で目を覚ます。窓をあけると予報通りの雨である。 gan氏より挑戦中止が発表された。雨は段々強くなり、納得の中止であった。 とは言え、目の前に登山口を見ながら、簡単にも目の前から去っていった今回の山行、 私には楽古岳が我々の挑戦を拒んだと解釈した。うーーん!! 仕方があるまい、しかし私はあきらめない。今日が終わりではない、今日が始まりなの だ。私にとって楽古岳への新たな挑戦がまた始まったのだと。 今回の山行に対し、陰となり日なたとなり応援していただいた方々に感謝しつつ、結びとする。
さて、冒頭にも書いたがこのドラマは始まったばかりである。と、いう事はまだまだ続編があるということになる。「最終目的は何処なんだあー」とおっしゃる方々は、このページを引き続き読み続けなければならないという不幸な展開?となるのであーーーる。 続編はこちら。
花好きのメンバーは道路脇も見逃さない
オオバナノエンレイソウの大群落
登山ものがたりへ
HOMEへ