藪こぎ

藪こぎの始まりganリーダは、藪こぎを目の前にして、とてもうれしそうです。

「さーーみなさん、いよいよですよーー、いよいよ藪こぎですよーーー、急斜面ですけどたいした事はありませんよーー」
いやいや見るからに「タイシタコト」のありそうな藪が目の前にありました。

とほほほ!!状態のおっさんも、「こりゃあ、しばらくは取材どころではないな・・・」とつぶやき、夏靴に履き替えて藪へ突入して行ったのです。


イソツツジ予想通りでした。
ダケカンカンバや大小の木々が密集し、
顔にぶつかるは、足にぶつかるは、リュックが木の枝にひっかかって抜けないは、

急斜面の足場が無い所では木々につかまって「そーーーれ」とばかりに自分の体を引っ張りあげるは、

もうもうすさまじい絵図が展開されたのでした。
あちこちで「ぎゃーーっ」とか「このーー」とかの叫び声が聞こえます。

やがてハイマツがあらわれ、山頂が近いことを感じさせました。イワヒゲ、イソツツジなどなどがつらいハイマツこぎを慰めてくれます。

ハイマツ漕ぎ

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