曲がり沢へ突入

曲がり沢出合のゲートをくぐり車道を少し進んだ時、一行の目の前にすさまじい光景が現れた。おそらく大規模な雪崩によるものであろう、たくさんの巨木がまるで伐採され放置されたかのように一面に広がっていたのである。
なにかこれから始まる苦難の山行を予感させるかのように、思わず自然の前に無力な自分の姿を照らし合わせ、うつむき加減に歩く私であった。


取水ダム

取水ダムには4時18分到着しました。
さあ、いよいよ沢への突入です。
この日のために、この時のために・・・・渓流シューズが張りきっていました。


沢1

曲がり沢は蝦蟇沢とは全く違う様相でした。あの美しい滑や緑に包まれた大小の滝が遡行を楽しくしてくれた蝦蟇沢とは明らかにちがう曲がり沢。渡渉は少ないのですが、高巻き、へつり、ブッシュこぎなど、そして傾斜はどんどん増してくるわけで、それはもう攻撃的?な遡行でした。
途中20分ほど休憩、スープを飲んで軽い朝食です。これから来る試練の登りを考え、全員食べます、飲みます状態でした。


記念写真

沢2

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