北鎮岳を下山する一行は上機嫌でした、素晴らしい展望を手にしたのですから。「もう少しくらい曇って良いよね」「これだけ見たんですから、もう良いですよ」、、、そんな声が天に届いたのか?北鎮岳分岐に着いた時には旭岳の山頂は雲に包まれていてぇ〜〜〜風も急に冷たくなってきて・・・一行は中岳へ向って足早に下りはじめました。 |
![]() 北鎮岳分岐から中岳へ向かう |
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中岳からは少し下って中岳分岐を目指します。尾根上を歩いている人達の姿が点々と確認できます。どうやら天候の急変は無さそうです、おっさんはほっとしながら一行の後に続きました。 |
![]() 中岳から中岳分岐へ下る |
8時30分中岳分岐へ、ここでもちょっと一息です。もうほとんど登りはありませんし、予定時刻よりも随分早く「ゆっくり行きましょう〜、あせらずにね。危険なところはもうほとんど無いけど、慎重に行きましょうね」おっさんはあくまでも慎重な発言を繰り返しました。 どんなところに落とし穴があるかわかりません。普通に歩けるところにだって危険が潜んでいる可能性はあるのです。まだまだ最終地点までは長いのですから・・・一行は中岳温泉に向って歩き出しました。 |
![]() 中岳分岐から中岳温泉へ向かって尾根を下る |
やがて前方眼下には雪渓に覆われた裾合平が見えてきました。「う〜〜ん、やはり今年はまだダメだねぇ、残念だけど」「いいえ、沢山お花を見れたんですから、、、満足ですよ」そんなyukuちゃんの答えにおっさんはホッとしながらシャッターを押していたのでした。 |
![]() 雪渓が広がる裾合平の遠望、手前の渓谷の眼下には中岳温泉が見えて来る |
周囲のお花畑に包まれながら険しい渓谷を下って行きます。「凄い岩ですねぇ〜〜〜」hayasさんが叫びました。ここを下りた地点が中岳温泉です。 |
![]() 中岳温泉へと険しい渓谷を下る |
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