エゾオヤマリンドウと大火口(父釜)

避難小屋から9合目に戻り、少し登って真狩ピークの肩に出ました。ここは一気に広がる展望を楽しめるところでもあります。目の前にドーーンと外輪山が立ちはだかり、登山道は斜面のザレ場とお花畑の境目を横切るように進み、真狩コース分岐へと続いているわけであり、、、


真狩ピークの肩から真狩分岐へ向う

登山道脇にはエゾオヤマリンドウが咲き乱れ、それは色鮮やかに、いかにもまだ咲き始めの旬と言った感じで、更に整然と並ぶかのように咲いている群落もあったりしてぇ〜〜〜今年初めてのエゾオヤマリンドウとの出会いは見事な輝きで包まれたのでした。

エゾオヤマリンドウ





登り始めてから既に5時間を経過していました。もう遮るもののない日差しを浴びながら外輪山へと続くザレ場を登って行きました、これがまあとにかく滑るんです。ズルズル・・・ズルーーリ〜〜〜



午前10時15分、二人は遂に外輪山に立ちました、真狩コース分岐です。大きな岩にペンキでコースが指示されています。今回も左へと進み旧避難小屋跡を通って山頂へと向うことにしました。


真狩コース分岐

外輪山に立つと巨大な火口、父釜が目に飛び込んできます。直径700m、周囲5km、深さ200m、その迫力に思わず声をあげてしまう瞬間です。


大火口(父釜)

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