やがて登山道はトラバースを終えて〜〜〜直登気味に進んで行く。「いよいよ登りだな!」あのニセコアンヌプリから見えていた登山道〜背の高い笹に囲まれてはいるものの、笹薮を漕ぐといったことは無い。踏み跡がしっかりとしているわけでは無いが、きっちりと笹狩りされた登山道は荒れていると言った感は無い。 「アンヌプリから見えていたと言うことは〜〜〜こっちからも見える筈だよね」、、、高度が上がって来ると予想通りだった。振り返るとイワオヌプリの紅葉(北東斜面)、そしてニセコアンヌプリ、遠くに羊蹄山を見ることになる。何度も何度も振り返りながら、、、ファインダーを覗きながら、、、急斜面を登って行く。 やがて前方の斜面を彩るナナカマドの赤が目に飛び込んできた。「わぁ〜〜〜凄いよっ」おばさんが叫ぶ。「日差しが欲しいなぁ」でも贅沢は言ってられない、今この時をカメラにおさめておく。 |
背の高い笹の刈分け路 |
ニセコアンヌプリと後方に羊蹄山 |
もちろん登山道脇も輝いていた。時々日差しを受けると一段と鮮やかになるわけで〜〜〜でもまだちょうど良い色合いになったと言ったところだろうか。もう少し先でも十分楽しめそうである、眼下に広がる紅葉も・・・ |
登山道脇も色づき |
やがてスキー場のリフトが見えて来た。ここが登山道の最終地点となっていた。この先山頂までは強烈な笹薮漕ぎとなるだろう。行っていけないことは無いかもしれないが、苦労したわりに展望が開けるかは甚だ疑問である。もちろん私達はここまで、登山口から1時間半であった〜午前9時20分。 |
リフトが見えてきて |
最終リフト地点(登山道はここまで) |
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