1088mピークから豊似岳までの稜線は、今回のルート上では一番なだらかで広い尾根である。ここまで来ればもう豊似岳の山頂は手に入れたようなものだ。しかし安心は禁物、ズボッと埋まる雪に結構足元を取られる。こんな時にはスノーシューはその効果を思う存分発揮する、スノーシューを履いた方はグイグイと先行して行く。 |
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ハイマツに覆われた豊似岳の山頂が目の前に迫って来る。ハイマツを避け雪の上を歩いて回りこむようにして登って行く。2年前にはこのあたりを熊が駆け上って行った!さすがに今回はその姿は見あたらない、もっとも熊は身を潜めて密かに私達を見ていたのかもしれないが・・・ |
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午前11時25分!豊似岳の山頂に立った。一面に雲海が広がっていた、、、1088mピークが広がる雲海に包まれながらその姿を見せている。ちょうど1000m前後のところに雲が浮かんでいるのだろうか。今ごろ下界は曇り空・・・苦労して登った者に与えられた特権?でもある、美しい光景がそこにはあった。 |
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山頂で食事を済ませて記念写真を撮り、12時5分いよいよオキシマップ山へ向かって出発だ。 |
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