急な斜面を登りきると濃いガスに包まれた第一公園でした。木道がずーーっと続いています。まず目に飛び込んで来たのがエゾカンゾウのまさに旬の彩り、黄色でした。うっすらとした視界の中で一際美しい輝きを見せていたのです。 「ちょっとゆっくりしようか・・・」おっさんとおばさんは木道に腰を下ろして休みました。静かなんです、登り始めで出会った数人の方々はかなり遅れているようですし、もちろん下りて来る人もいません。小鳥のさえずりを聞き流しながら、たっぷりと水分を含んだ花々との出会いがスタートしたのです。 |
エゾカンゾウ |
アカモノ |
ホソバノキソチドリ |
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咲き終わったチングルマの果穂が木道の両側を埋め尽くしていました。晴れていたらきっと一面に広がる光景なのでしょうね。 |
チングルマ |
エゾウサギギク |
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