手稲山(1023.7m)

岩れきの大斜面は、もちろん6年前と変わらぬ姿で迎えてくれたわけであり、微妙なバランスで重なる岩をさばきながら登って行くことになるわけでぇ〜〜〜それはもう結構、いやかなり辛い登りでもありぃ・・・

そして次から次へと登って来る人達は学生さんであり、聞くと中高生約80名とのこと。彼らは凄いのですよ、さすがに若さと言うかそのバランス感覚は見事であり、ほとんどスニーカーで飛び跳ねるかのように、岩を登って行くわけで・・・もっともかなりへばっている一団もいましたけど〜〜〜「うらやましいなぁ〜〜〜あのバランス感覚・・・」おっさんはトシと共に衰える自分の俊敏さを嘆きながら一行を見つめていたのでした。

【足元の悪いこの急な斜面、天候によってはとんでもないような厳しい場面にもなりえます。このページを見て易しい山と判断してはいけません、スニーカーではなく是非とも軽登山靴等を履き、特にこれからの季節は寒さに対応出来る装備で登ったほうが良いでしょう】

ただでさえ急な斜面に大きな岩れき、そして大勢の登山客、標高差にして約150m以上はあるでしょうか、足元に注意しながら一気に登って行くのです。時々立ち止まり息を整えてまた登りだすおばさんとkasumiさん・・・やっとの思いで登り切るとダケカンバに囲まれたなだらかな台地に出るのです。

岩れきの急斜面
岩れきの急斜面を登る

ダケカンバ

ダケカンバに囲まれた登山道は左に90度曲がり、更に進むとちょっとした登りとなり、さすがに疲れも出てきて喘ぎながら進んで行くと、あの学生さん達がどんどんと下りてきて「こんにちは〜〜〜」と声をかけながらやはり飛び跳ねて行くわけであり、、、そんな姿を見ながらおっさんは若かりし頃に思いを馳せるわけであり・・・

やがて大きなケルンの立つコブに踊り出ました。上空には所々雲が流れていましたが概ね視界良好、そのままケルン横を通り抜けてアンテナ群を見ながら車道に出ました。車道に沿って歩くこと10分ほどで山頂です。11時00分!

ケルン
大きなケルン

アンテナ群

山頂からは大きな展望が広がりました。そうですよね、札幌近郊のほとんどの山々から手稲山は見えるのですから! あの独特な形の定山渓天狗岳を見つけ、無意根山、白井岳、朝里岳を探す・・・迷沢山はあまり目立ちませんね〜写真からは確認できませんが、定山渓天狗岳の横にちらっと雲に包まれた羊蹄山が見え隠れしていました。

定天ダゼイ!〜
左から奥に無意根山、手前に定山渓天狗岳、迷沢山、右に白井岳、朝里岳

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