広がる展望に目を奪われながら下山

近くに見えるのが百松沢山と烏帽子岳です。後方には札幌岳や恵庭岳なども霞んで見えていました。で、烏帽子岳のすぐ右側後方にチョコンと小さくて尖った山が見えて(写真ではわかりません)、「あの山は何だろう・・・」と話していると、側にいた一人の男性が「あれは尻別岳」「えっ?羊蹄山があっちですからちょっと離れ過ぎでしょう」、「いや形から言ってあの方向に見えるのは尻別岳に間違い無い」と言いきられ・・・

でもその形がどうも違うような気がして、その場を離れて食事していると隣の男性が「いや、あれは尻別岳では無いですよ、方向的には徳舜瞥山、ホロホロなんですけど、、、果たしてあんな形に見えるのか・・・」で、結局帰宅してからカシミールで確認してみました。オロフレ山でしたよ!手稲山から見えるのですね。

烏帽子岳だっ
百松沢山と烏帽子岳、写真では確認出来ないが後方に札幌岳、空沼岳、恵庭岳、樽前山等が霞む

石狩湾
石狩湾、左に銭函天狗岳

後ろを振りかえると石狩湾、そして片隅に銭函天狗岳が見えていました。山頂は意外と風も無くポカポカ陽気、遠くの山々を見ながら食事をしていると「あれっ」、見覚えのあるお二人が登って来ました。「あっらぁ〜〜〜お久しぶりぃ、、、」いつもボリュームのある山々に登っておられるsugawarさんご夫妻でした。お互いにこの山で出会ったことに驚きを感じつつ???再会のご挨拶、近況等を語りあったのです。

山頂には次から次へと登って来る人達が絶えません。sugawarさんご夫妻に別れを告げ、11時55分眼下に札幌市街を見下ろしながら下山開始です。

はい!

下山
眼下に広がる展望を見つめながら下山

登る時に苦労したあの岩れき斜面でも休んでいる人達が沢山おりました。もちろんおっさん達一行もしばしの休憩です。斜面を彩る周囲の紅葉と、眼前にせまる山並みの輝き、登り切った満足感と、今自分がこの自然に融合しているかのような雰囲気になれるところなのかもしれませんね。

そんな斜面を下り、登りのおさらいでもするかのように、伏流水の音を聞きながら、発寒川の清流に溶けこむかのように登山道を下り、送電線下に出て単調な林道をひたすら歩く、、、途中の滝までの散策でしょうか、歩いて来る人達と挨拶を交わし、砂防ダムを通過すると残り1km。14時15分、平和の滝駐車場に(登山口)到着です。

岩れき斜面
岩れき斜面を彩る紅葉と、後方に手稲山西峰(991m)

コースタイム(含休憩時間)

登山口 08:00  布敷ノ滝 09:10  岩れきの斜面 09:50  山頂 11:00-11:55  岩れきの斜面 12:50  布敷ノ滝 13:15  登山口 14:15  【登り 3時間  下り 2時間20分】

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