分岐のポコを巻いて木々の間を抜けると、目の前には忽然と広大な美しい斜面が広がった。「うっわぁ〜〜〜綺麗ぃ!!」おばさんはそう叫びながらどんどんと下って行く。 それはまるでおとぎばなしにでも出てくるような、真っ白な雪の積った森であり、ぬいぐるみの動物達が跳ねまわっているような、そんな感覚に陥りそうな光景だった。風も無く真っ青な青空の下をサクサクと歩いて行く、心地よい感触が伝わって来るひとときだった。 |
広大な美しい斜面が広がった |
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いよいよ目の前に双珠別岳の山頂部が迫ってきた、標高差約100m強の登りが始まる。ちょっと埋まる感じはあるもののシールの効きは良い、グングンと高度を上げる。 振り返ると歩いて来た稜線の向こうに1328mピークが見えている。「うん、まだ青空だ、この調子だたきっと山頂からの展望もしっかりと・・・よ〜〜っし」私はそう確信しながら大きく息を吸いこんだ。 |
山頂へ向かって登り始める |
歩いて来た方角を振り返る(中央奥が1328mピーク) |
真っ直ぐに山頂に向かって登るが、、、さすがに傾斜がきつくなってきて。南側に回りこみながら登って行った。2月に登った時にはあんなに見えていたハイマツも、雪に覆われている。一気に山頂へと立った12時15分!スタートしてから3時間45分である。 |
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