1328mピークからの展望は何と言っても日勝ピークを手前に、広がる山々であろう。右に沙流岳、左にペケレベツ岳や芽室岳、そして剣山までがずらりと並んでいた。北側にはオダッシュ山から佐幌岳、そして彼方にはトムラウシ山が見えていた。「東大雪は?あっ、あれはニペソツかしら・・・」さすがに大雪の山々は遠い、ニペソツ山もチラっと見えてはいるのだが、、、ウペペサンケ山や石狩岳等は雲に遮られているようだ。 |
左から剣山、芽室岳、ペケレベツ岳、日勝ピーク、沙流岳・・・(パノラマ) |
手前からオダッシュ山、佐幌岳、奥にトムラウシ山等 |
しっかりと展望を確認してすぐに双珠別岳に向かって出発した。稜線上をアップダウンを繰り返しながら進んで行くことになる。上空には変わらぬ青空が広がっていた。しかし天候急変で雲が広がって来ることだってあるかもしれない、そんな不安?が私達の足を速めていた。 1275m地点からコルへ向かって滑り降りる。落ちこむ斜面に注意しながら慎重に進む。ただ視界が良好なだけに不安は無い! |
双珠別岳に向かって稜線を戻る |
1275mコルへ滑り降りる(左が目指す双珠別岳) |
コルからはオダッシュ山等へ続く北側に伸びる尾根との分岐のポコを巻いて、南側の斜面を進んで行った。おばさんは全く先頭を譲らない、きついラッセルが無いから問題は無いのだが、ちょっとしたルートファインディングを楽しむかのように、木々の間をすり抜けて進んで行った。 |
稜線を進む |
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