「おぉ〜〜〜アンテナが見えたぞぅ〜〜〜もうすぐだぁ!!!」歩き始めてから3時間を過ぎていた。やっと何度も繰り返す同じような光景から開放されて、前方には無線中継所のアンテナ群が見えてきた。なだらかな尾根をどんどんと進むと大きな反射板が現れた。いよいよ待ちに待った瞬間である!! |
|
|
反射板の下に立った、、、ちょうど樹木が切れてそこには遮るもののない展望が広がった。思わず立ち止まって叫ぶ!!「やったぁ〜〜〜これだぁ〜〜〜」、、、日高の主稜線がまさにズラリと並ぶさまは圧巻であった。 |
|
|
「後でまたゆっくり見よう」と言いとりあえず山頂まで歩を進める、もう目の前の距離である。11時35分、笹山の山頂に立った。冬期間の通行止めのためにゲートに阻まれ長くなった行程、そして予想を超えた残雪に足元を奪われて少し苦しみながらのピークであった。 |
|
|
日高の主稜線を見る前に、ピセナイ山とペラリ山、そして横山中岳方面を確認する。まだ未踏峰のピセナイ山をしっかりと目に焼き付ける、「う〜〜〜ん、やっぱりピセナイ山の方が主稜線に近いなぁ〜〜〜」。 |
|
|
|
|
|