1317mの肩まで残り200mほど・・・しかしこの高度差が思いのほか辛い。変わらぬ急斜面に悲鳴をあげそうになりながら登って行った。「あっ、これ、、、とても綺麗〜〜〜」おばさんが叫んでいる。淡いブルーの花が目に飛びこんできた、確かにちょうど旬の輝きであろうか、エゾオヤマノリンドウだった。 |
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やっと肩に飛び出しほっとして休む場所を探す、、、かん木が被った登山道に「もう少し先に行ってからにしよう」と先に進んで行く。やがて9合目の標識が現れた。「気をつけろ、、、足元が見えないから」かん木をかき分けながら細い稜線を慎重に進む。 |
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やがてハイマツをかきわけながら登って行く。天気が良ければ最高のロケーションの筈なのだが・・・ハイマツの向こうにあの尖った山頂が見えて来るはずなのだが・・・私はカメラを片手に登っていた、、、ふーーーっと浮かび上がって来るシルエットが目に入った。 |
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一気に登りつめた、10時50分楽古岳山頂に立った。登山口から3時間30分!6年ぶりの山頂標識は変わらぬ姿で私達を迎えてくれた。すぐに記念写真を一枚、おばさんはうれしそうに標識に寄りそう! |
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