ペラリ山(718.7m)

途中で作業道跡と合流するところもありますが、登山道はあくまでも尾根沿いに急な斜面を進んで行きます。ふっとひと息入れ振り返ると眼下には広大な牧場が、、、そして周囲を見まわすと大木が目立つようになってきて、その存在感に圧倒されながら再び登り続けるわけであり・・・

喘ぎながら登り切ったかと思うと、いつもの通りまだ山頂への急な斜面が続いていて、、、ほんの少しの登りなのですが、、、これが結構キツイのです。上空には青空が、、、でもちょっと霞んでいるような気がして「どうなんだろう遠望は・・・気温が上がっているから、クッキリは無理だと思うんだけど」

尾根に沿って

最後の登り
山頂への登り

笹が綺麗に刈り払われた山頂に着きました、10時40分。最初に目に飛び込むのが、今はもう使われていない天測点(北海道には8箇所あるそうです)、その奥に山頂標識がありました。とりあえずにこやかに記念写真!

着いた!
天測点のある山頂へ

記念写真

「あれは???、あっちに見えるのは???〜〜〜もっと奥に行ってみましょう」山頂から更に少し奥まで笹の刈り分け道が続いていました。「う〜〜ん、ちょっと木々がねぇ〜〜〜」周囲は葉の落ちたダケカンバに囲まれていて、遠望はスッキリとはいきません。更に少し笹をかき分けて進みました・・・

カムエク
カムイエクウチカウシ山(左)とピラミッド峰(右)   【ズーム】

1839
木々の間から1839峰(左)  【ズーム】

「あれは1839峰じゃない?、、、だとするとカムエクはあっち?かなぁ〜〜〜」「あれはピセナイでしょう、右に尖った山が、、、ほらチラっと、、、ええっとペテガリは見えるのかな?」。ちょっと遠望は霞んではいましたが、それなりに山々を確認出来るわけであり、それは写真の被写体としては遠いのですが、山座同定するのは楽しいひとときなのです。山頂からちょっと登山口側に戻ると、横山中岳周辺の山々が大きく広がっていました。

ピセナイ
ピセナイ山(左)と、右へ遠く霞んで中ノ岳や神威岳が見えているのだが・・・

横山中岳
後方中央に北横山、左へ横山中岳、南横山と続く

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