ある晴れた日に・・・

ちょっと時間が早かったのですが山頂で昼食にしました。この時期としては異例の暖かさ、おまけに風もあまり無く、、、今年の南日高路花めぐりの思い出話しや、来年の花めぐりの話しなどが続き・・・
コーヒーを飲みながらフト足元を見ると「おややっ、ダニくんじゃないの?」なんとおっさんの足元に2匹のダニが這い上がってうごめいていたのです。「まだいるんだねぇ〜〜〜生命力強いよね」

おっさんはダニくんを手で払いのけながら立ち上がりました。「そろそろ戻りましょうか〜」一行は服やズボンをパタパタとはたき、眼下に広がる光景を目にしながら貸切りの山頂を後にしたのです、11時35分。

下山

「すごいわねぇ、この木は」「あれはもう何十年、いや何百年あそこに立っているのかしら」、、、大木を見上げるおばさん、kusaさんは「元気を貰うんだぁ」と大木に触れながら微笑んでいたのでした。

元気を
大木に元気を貰う・・・

急斜面を下りて12時5分登山口へ!「休みましょう、天気も良いし」、「そうねぇ〜〜〜ほんと今日は素晴らしい登山日和ね」、ザックを下ろしのんびりと、、、あまりの陽気に思わず寝転んでしまいそうです。

紅葉に彩られた林道歩きもことの他楽しく、登る時に見た木の実をもう一度見つけて歓声をあげる、「あっ、これは気がつかなかったわよね、、、目線が変わると見えるのよね」「ん??あの実は?」「ほらあれはスゴイよっ、いっぱい実をつけている」、、、

「わぁ〜〜〜綺麗ねぇ」眼下の紅葉と広がる牧場の緑のコントラストが映えて一段と美しく、カツラの木の甘い香りに登山口入口が近いことを知り、、、「お疲れさまでしたぁ〜〜〜楽しかったぁ」13時、登山道入口に到着です。

紅葉

牧場
眼下に広がる紅葉と牧場の緑が・・・

ペラリ山を背景にして、緑の牧場ではサラブレットがのんびりと草を食み、のどかな光景が広がっていたわけであり・・・晩秋の一日、「ある晴れた日に・・・」それは今年の夏山のフィナーレを告げるかのような響きだったのでした。

ある晴れた日に
ある晴れた日に・・・

コースタイム(含休憩時間)
登山口入口 09:00  登山口 09:45-09:55  504m 10:10  山頂 10:40-11:35  504m 11:55  登山口 12:05-12:20  登山口入口 13:00  【登り 1時間40分  下り 1時間25分】

登山口入口までのアクセスと、GPSトラックはこちら

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