マルバシモツケが群落を為す斜面の彩り、、、もっと赤くなる筈なのだがいかにも色あせた感じである。「これだもんねぇ〜残念だなぁ」・・・「この少し先、ちょうどコル付近に小さな岩搭群があるんですよ、私の大好きなところなんです」・・・「ほら、あれですよ、、、あれ」。私は忽然とそこに現れる感じの、この岩搭群が何となく気に入っていた。昨年は紅葉にその周囲を囲まれていて圧巻であった。 |
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いよいよニトヌプリへの登りである。「あのジグザグを登りきっても、、、その先がありますからね。見た目よりきついですよ」私の言葉に「そんなこと聞いたら登るのがいやになりそう」お恵さんが笑いながら言う。 |
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山頂手前でkoyaさんが言葉を交わしていた。昨年愛山渓の駐車場でお会いしたご夫婦であった。ひとときの会話であったが、思わぬ山での出会いもまた楽しいものだ。 |
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ニトヌプリを下りてコル付近の湿地を進む、何となくゆったりとした時を感じながら・・・やがてイワオヌプリへの登山道に出ると行き交う人達の声が聞こえて来た。もうすぐこの紅葉散歩の終わりを迎える。残念ながら秋色の輝きを見ることは出来なかったけれど、、、もう少しこの山にいたい。「休憩しましょうよ」下りるのをためらうかのようにザックを下ろした。 |
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コースタイム(含休憩時間) |
2005年のニセコ山系の紅葉はこちらから
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