尾根に取り付いて少し登って行くと、右下には木々の間から沼らしい白い雪面が見えていました。「うん、旨く尾根に登れたようだね、ふぅ〜〜〜」おっさんは地図を見ながらホッとした表情で呟いていました。 |
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稜線上に出て細いダケカンバ林を通り抜け、次のコブの南側を巻いて進むと、疎林帯となり真っ白な斜面が広がりました。思わず滑りたくなりそうな斜面ですが、そのまま南側の沢へと急激に落ちこんでいるようです。 |
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しかし、この残り500mが結構長く感じたわけであり、、、山頂が近づくにつれて深いラッセルとなり・・・尾根は細くなり、南側に張り出す雪庇が行く手を阻む〜〜〜「気をつけろ、、、そこは迂回しよう」「あっちから回りこむわ」。 |
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