そんな輝きを感じながらなだらかな登山道を登って行くと、思っていたよりもあっけなく山頂標識が見えてきました。午前９時２５分、カムイヌプリ山頂です。まずは山頂標識にタッチ、、、ん？？ちょっと待って？？？標識には「カムイヌプリ山頂　７４５ｍ」と書かれていました。「あっれぇ〜〜〜７５０．１ｍじゃないの？」おっさんは地図を取り出し、、、「ありゃぁ〜〜〜三角点のあるピークは（７５０．１ｍ）もうひとつ先なんだぁ・・・でもここがカムイヌプリ！」おっさんは妙な納得？をしながら佇んでいたのでした。

【帰宅してから国土地理院の「基準点成果等閲覧サービス」で三角点のあるピークを確認したところ、三等三角点 、点名 鷲別来馬、標高 750.08m 、となっていました】

山頂が見えて

ほとんど風の無い山頂、上空は変わらず所々青空を見せながらの薄曇り、眼下には幌別ダム湖と幌別市街が広がり、白鳥大橋がちょうど日差しをうけて白く輝き、噴火湾を挟んで駒ヶ岳が意外と近くに大きく見えているわけでありぃ・・・

「室蘭岳は？」おっさんとおばさんは山頂から少し縦走路を進んで、日差しが雲で遮られた室蘭岳を確認するわけでぇ〜〜〜「ちょっと暗いわねぇ」「うん、ちょうど雲がね、、、」そんな話しをしているとなにやら雪が、、、チラホラと、、、「まあこれだけ見れれば良いか！」おっさんとおばさんは少し残念そうに山頂を後にしたのでした９時４０分。

山頂から少し下りた地点で木々が途切れて北側の視界が開けました。「おぉ〜〜〜青空だよっ、ほらほら光ってるよっ」おっさんはカメラを取り出しました。

来馬岳が大きな広がりで佇み、その背後にオロフレ山とホロホロ山が頭を出す、右に視線を移すと樽前山と風不死岳が見えていてぇ〜〜〜「これからもっと晴れて来るんじゃない？」おばさんはちょっと悔しそうに呟くわけでありぃ・・・