８時４０分、標高約５００ｍのカムイヒュッテ（６合目）に到着です。ヒュッテには鍵がかかっていて利用するには事前に申しこみが必要なのですね。中を覗いてみましたが大変綺麗に整頓されていますし、ヒュッテの前にはテーブルとベンチもあり、とても良いムードです。トイレは外にあります！

カムイヒュッテ（６合目）

さて、ヒュッテを過ぎるといよいよ本格的な登りとなりました。やがて前方に立ちはだかる斜面を感じながら進むと、鎖場でした。垂直に近い感じの５ｍほどの岩場、鎖とロープが垂れ下がっています。
ふと左を見ると巻き道もありました。ただ巻き道も一気に登るのは変わらず足元が滑りやすくて、鎖とロープがありました。どちらを登るか、いずれにせよここが一番のポイントのようです。

鎖場（７合目下）−左に巻き道もある

鎖場を過ぎると間もなく７合目、ホットひと息ついて細い尾根を登って行きます。もうひとつ小さな岩場を登って８合目、さらに９合目へと向かって急な登りが続くのです。この頃になるといつもの通りおばさんは黙々と登り、おっさんはひたすら俯き加減となって山頂を目指すのでありぃ〜〜〜

細い尾根道を登る（７合目〜８合目）

８合目〜９合目の登り

９合目を過ぎると美しいシラカバ林に包まれながら、山頂へと続くなだらかな登山道となり・・・チラホラと青空も見えてきて、、、「良いんじゃない〜〜〜」おばさんは微笑むわけであり、おっさんは「エッヘン、当然だよ」と言わんばかりに胸をはりながら歩を進めるのでした。