いよいよ登山道らしくなり少し登って台地に出て、やがて右に深い谷を見ながら進んで行く。しかしその登山道はやがて斜面に吸収されるように消え去り、、、どうやら谷に向かって落ちこむように崩壊してしまったようであり、おばさんは草つきの斜面を細い木に掴まりながら慎重に進んで行く、koyaさんが続く。足元が柔らかく落ちると明らかに危険でもある。 |
|
|
沢へ下り立ち次はどっちかなぁ?と周囲を見渡すと、前方の崩壊地に1本のロープがぶら下がっている。「えっ、こんなとこを登るの?」私は思わず叫んでしまった。koyaさんがロープの強度をためすかのように、引っ張って見る。どうやら大丈夫のようだ、、、ゆっくりと慎重に登って行く、おばさんが続く!!! |
|
深い沢を登りきり尾根にとりついて少し進んで行くと、なだらかで残雪で覆われた広い樹林帯となった。登山道は隠れて見えない。「ちょっと休憩しますか〜」koyaさんの声でザックを下ろし地図を見る。コンパスをあわせて進む方向を見定めた。 |
|
|
登りきってなだらかな尾根を進んで行くと登山道を発見?、しかし進むにつれて凄まじい倒木が行く手を阻んだ。おばさんが大きく回りこみながら進んで行く、、、「えっ、、、ここはどうしよう」、、、koyaさんが先頭で倒木をかわして行く、バキバキ・・・時折枝の折れる音がする〜〜〜 |
|
|
コルが近づくと岩峰が見上げる高さで迫って来る。「えぇ〜〜〜あれに登るのかい???こうやって見るととても登られそうにも無いよね」おばさんも頷いた。 |
|
|
|
|