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急斜面を登り切ると前方に366m地点へと続く大きな斜面が立ちはだかる。下の写真で見るよりはずっと登り応えのある印象を受ける。そしてその思惑通り?に大きくジグを切りながら登って行くことになる。ちょっと重めの雪だった、しかしこの程度なら滑りも何とかなりそうである。前日降ったであろう雪に感謝である。私は下からカメラを構えた、あのQさんがグイグイと進む「格好良く撮ってよぅ〜〜〜」と声を張り上げながら進む、おばさんが続く。

366m地点を過ぎるとなだらかな広い斜面があらわれた。このあたりの雪質は上々だ「こりゃあ良いぞぅ」私はニンマリとしながらゆっくりと登って行く。

366m地点への斜面
366m地点へと続く大きな斜面が立ちはだかる

格好良いぞっ

広いぞっ

やがて待望の大スロープが広がる、、、見事だ、、、青空が眩しい、、、「青空だよぅ〜〜〜」あのQさんが気持ち良さそうに叫んでいた。振り返る・・・もちろん展望だって広がって来る。増毛の山々がそのピークを雲で隠しながらも、際立った山容で聳え立っていた。樺戸の山々だってちょっと霞んではいるものの・・・何度も立ち止まりながらシャッターを押す、どんどん遅れる私を見て「大丈夫?」とおばさんが叫んでいた。いや体調が悪くて遅れているわけでは無いのだ、とにかくこの光景が素晴らしい、目に飛びこんで来る構図にファインダーを覗きっぱなしなのである。私はカメラを指差しながらおばさんに大丈夫だよ、と合図を送った。

今日も風が無い、今年の私達の雪山山行は山頂からの展望には恵まれないものの、風は弱く雪質にもずっと恵まれていた。「こんな年も無いよねぇ」とおばさんと話していたのだが、、、今日もまさにそんな一日だった。

広がる大スロープ

気持ち良さそう。。。

こんな構図だって

やっと二人に追いつく、あのQさんがザックからカメラを取り出して私を写している。「もっとそっちへ〜トレースの無いところを登って来て・・・」そんな言葉を聞いて〜カメラ目線で登って行く。ポーズをしっかりと考える私だった。そんな一枚は素晴らしい出来映えの写真であったが残念ながらこのページで載せることは出来ない。アップで写っていて私の表情が(顔)丸見えだからだ。折角の美しい光景を台無しにしてはいけない。

やがてちょっと細い通路?の向こうに大きなピークらしき山容が目に飛び込んで来た。「あれが山頂かしら、、、」「ニセピークでは無いと思うよ、もう山頂まではそんなに遠く無い筈だから」地図も見ずに答えた私に、おばさんは頷いて進んで行く。そして急な斜面をジグを切りながら・・・登って行く・・・

あれが山頂???
ちょっと細い通路?の向こうに・・・

ジグだっ

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