| 一向に回復する気配の無い天候にちょっとウンザリ気味でしたが、とりあえず安足間分岐まで行くことにしました。もちろん愛別岳はもう眼中にはありません。 永山岳から安足間分岐までは北側がスッパリと切れ落ちた地肌むきだしの稜線を進んで行きます。強風と濃いガスに包まれながら北側に寄り過ぎないように、慎重に歩を進めて行きました。気温はどんどんと下がってきているようです。「こんな天気だと気分も滅入るねっ」国立峰付近の登りに喘ぎながらおっさんは呟くのでした。 永山岳から約２０分、安足間分岐に着きました。もちろん何も見えず強風が吹き荒れ・・・「止めましょう、引き帰しましょう、この調子では良い天気は望めそうにないし、これじゃあ当麻岳からの紅葉も見れないだろうしぃ」一同は即決して永山岳へと戻り始めたのです。 |
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| 永山岳へ戻った一行は（１１時２０分）、腹が減っては・・・と昼食タイムにしました。寒い体にアツアツのカップ麺がおいしいぃ〜〜〜、上空は一段と暗くなってきました。長居は無用とばかりに１１時５０分、愛山渓温泉へむけて下山を開始しました。 一面に敷き詰められたように広がるチングルマ、クロマメノキ、ウラシマツツジ等の紅葉はまさにピークを迎えていました。そんな光景を見ながらの下山は楽しいですね。 |
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 チングルマの紅葉 |
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 クロマメノキの紅葉 |
