そしてなだらかな斜面はすぐに終わりを告げ、視界はドーンと開け目の前には653m標高点へと至る急斜面が大きく迫るわけであり、「ここが一番きついですよ、、、ゆっくり登りましょう」そんなリーダーの声を聞きながら、喘ぎ喘ぎ登って行くことになるのでした。 おっさんとおばさんにとっても、久々のツボ足登山であり、それは今シーズンの始まりであり、それが豊似岳である喜びを感じながら、歩を進めるのでした。 |
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「ドドドドッ・・・」エゾシカの群れが横切ります。そう言えばえりもへ来る途中の牧場では、馬と鹿が共存していました。ちょっと不思議な光景でしたね。 「これは、、、クマの足跡ね」恐る恐る近づいてみました。「沢の方に向かっているね、いずれにせよ結構新しいものだよ」。おっさんとおばさんはそんな声にちょっとビビリながら、慌てて付近を見まわしたのでした。 先頭を進むnagaokご主人が木々を避けて、残雪の上に出ました。締まった雪はとても歩き易く、ほとんど埋まりもせず、少しキックをいれたりして登っていったのです。 |
![]() 前方に反射板が見える |
振り返ると、百人浜の海岸線が緩やかな弧を描いてえりも岬へと続いているわけであり、それは太平洋へと続き、うっすらとした水平線へと繋がっているわけで、それはゆったりとした大きな広がりで佇んでいたのでした。 「いいなぁ〜〜〜」おっさんは声には出さずにシャッタを押していたのです。 |
![]() えりも岬へと続く海岸線(百人浜) |
高度が上がるにつれて風は強くなり、上空も一喜一憂するかのように青空と雲が勢いよく流れて、、、絶え間無く続く登り、少しキックをいれながら慎重に進みます。やがて朽ちた電柱が見えてくると稜線が近いことを知るのです。 |
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