山頂へと続く急斜面を登る

さあ、いよいよ山頂へ向けて一行は急斜面を登り始めました。このあたりから風が少しでてきました。

雪面はガリガリにクラストしているところが多く、また吹き溜まりに突っ込み突然スキーが重くなったり、かと言って粉雪の部分もあり、もう前日のトレースはほとんど消えていて、交代でジグザグと木々を避けながら登って行くのです。
時々固い雪面にスキーがズルーーと流れます。そして低木が混み合ってきて先行するおばさんの行く手を阻みます。

低木が行く手を阻む
低木が行く手を阻む

「うーーん、こりゃあもう駄目でなーーい、これじゃあ帰りはとても滑れそうにもないし危険だよ、、、」、所々に見える微かな先行者(前日か)のスキーのトレースは尚も上に向かっていましたが、おっさんたちは標高1200mの少し手前でスキーをデポしました。

さあ、ストックを突きながら、ラッセル、キック・・・countrymanさんが先導します、ゼイゼイハアハア、途中から交代でおっさんもゼイゼイハアハア・・・

徒歩で山頂へ向かう
徒歩で山頂へ向かう

やっとの思いで山頂直下の台地に踊り出ました。「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ、これだよーーーこれこれ、ホロホロだぁ〜〜〜ホロホロ山だぁ〜〜〜」「ウッワーーーっ!!」あぁ、そこにはおっさんが見たかった「山頂直下の斜面からホロホロ山へと続く山容」がくっきりと見えるわけでありぃーーー

「こりゃあ〜〜〜スゴイよぅ!、す、ば、ら、し、い〜〜〜koyaさん(^_-)v」などとわけのわからない言葉まで出る始末で・・・

ホロホロ山
山頂直下からホロホロ山へと続く山容

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