振り返るとイチャンコッペ山と紋別岳が重なるように見えていました。青空ですよね、こう見ると天気は良さそうですよね、でも進行方向はなにやら白っぽく、あまり展望が期待出来ないようでもあり! |
![]() イチャンコッペ山と紋別岳 |
そんなちょっぴり不安気な天気にもめげず、anoQさんは途中のポイントに赤布を縛り付けたり、デポ旗を差したりしながら黙々とラッセルを続けるわけであり、、、 |
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やがて前方に大きな壁が(急斜面)立ちはだかりました。「そうだ、ここを登り切れば空沼だよね、3年前は振り子沢を滑り下りたんだよね」おっさんはそう言いながら壁に向かって行きました。 回りこもうとしたのですが大木に遮られて、結局はそのままジグザグと登って行きました。しっかりと斜面に張りついた雪は、結構深いのですが軽いので、ターンも比較的ラクなのですが、それでもすぐに息があがってきて、思わずanoQさんと交代して一気に登り切ったのです。 |
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さあ、もうすぐ空沼です。「この方向ですよ、もう少し行けば真っ白な空沼が広がるはずです」おっさんは微かな記憶を辿りながら呟いていました。 おばさんは早足で歩き始めました。そして木々の間を抜けると前方には・・・・・ |
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