時にはジグザグと、時にはまっすぐ、時々斜面をずり落ちるスキーに四苦八苦しながらも、高度はどんどんと上がってきます。 そして1285m標高点付近で、山頂は「いらっしゃーーい」とばかりに姿をあらわし、それは上部をハイマツの緑で覆い、その下部には雪を抱いてお待ちかねの様相だったのです。 |
山頂部が姿をあらわす |
やがて疎林帯となり森林限界を過ぎると、一面真っ白な雪斜面が目の前に立ちはだかるわけであり!下山時のおいしそうな滑りを期待するkoyaさんは颯爽と先頭をきって登るわけでありぃ・・・ |
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もちろん登るにしたがって傾斜はどんどんときつくなってきて、シールをしっかりと押しつけながら登っても、ずり落ちることが多くなり、いつのまにか見下ろすと急斜面がドーーンと落ちこんでいて・・・ おばさんはたまらず「もうこの辺でスキーデポしたいよ〜〜〜」おっさんも一緒にスキーを脱ぎました。標高約1400mでした。間もなくyamaonさんもスキーデポ、山頂まで続く急斜面をツボ足で登り始めたのです。 それほど固い雪でもなく、キックも有効であり、一歩一歩うつむきながらの登りでした。 |
ツボ足で登る |
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