ふと横を見ると、気温の上昇からかちょっと霞んでいますが、斜面の彼方に十勝連峰の山並みがひろがり、おっさんはしっかりと足元を固定してシャッターを押すわけでありぃ〜〜〜 |
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やがて1500m付近でkoyaさんもスキーをデポ、眼下に広がる広大な樹海を背景に登ることになり、、、見下ろすとそれは高低差があり、大きく広がっていて、そんな景色に負けじとばかりに最後の力をふりしぼる一行だったのです。 |
眼下に広がる広大な樹海を背景に登る |
山頂が近づくにつれて足元が埋まりはじめ、ズボズボと埋まっては足を引き抜く、そんな繰り返しの体力消耗が激しい山行となったのでした。 やがて山頂直下のハイマツの下部に辿りつきました。先行者のスキーがそこにデポされていました。さあ、いよいよハイマツ突入です。 しかしこのハイマツが予想以上の困難となり一行を襲ってくるわけで、少し進むと上から先行していたkさん一行(3名)が下りてきて「このハイマツが1番キツイですよ」と教えてくれました。 距離にして30m程度でしょうか、行く手を阻むハイマツは遠慮容赦無く襲いかかるわけであり、、、手に松ヤニはつくし、ザックにはひっかかるし、枝の上に乗って押さえつけ、足を踏み外しズボッとハイマツの中に落ちこみ、跳ねかえる枝に顔を打たれ、、、 もうもう汗だらけ傷だらけ?になりながらの約20分の格闘でようやく雪面へ! |
ハイマツ漕ぎに悪戦苦闘 |
一気にせまい山頂に駆け上がります。11時35分山頂へ到着です。おばさんとyamaonさんはヘロヘロになりながらその場へ座りこみましたぁ〜〜〜 息を整え静かに顔をあげます、、、あぁ〜〜〜そしてそこには想像していた通りの広大なパノラマが広がっていたのでしたぁ〜〜〜「やったーーーこれだよ〜〜〜これこれ、これだーーーーぁぁぁ!!!」おっさんは久々興奮していました。それは以前から狙っていた山であり、とても手の届かない山であり、気になっていた山でありぃ〜〜〜「あぁ〜〜〜遂に登ったよーーー」おっさんは心から叫んでいたのでした。 |
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