![]() 桜山への登り  | 
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    そしていよいよ桜山への登りとなったのでした。この登りがひとつ目のポイントです。あせらずゆっくりと、登り切ったかと思うとまだまだ先が・・・9時5分、桜山に到着です。 ここに標識が立てられていました。まずは小休止、ここまで来るともう半分以上の行程は過ぎたことになります。二人はミネラル補給をしながら足元を見つめていました、雪がうっすらと積っていたのです。  |  
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    「3年前はもっと積っていたよね」おばさんはそう言い残して山頂へのコルを目指して下りはじめました。山頂はまるで白い帽子でも被るかのように雲に覆われていました。 桜山からの急な下り斜面を過ぎるとすぐに雪は無くなり、ナナカマドの赤い実が登山道を飾っていたのです。際立った色彩の無い季節の中で、それは一際輝いていました。  |  
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