山頂からのその広大な展望にはうなりました。 北に広がる展望は戸蔦別岳から北戸蔦別岳、1967峰、ピパイロ、伏美岳と続き、札内、十勝幌尻岳方面は雲に包まれているものの、 |
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北に広がる展望(パノラマ) |
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さらに南に目を転じるとエサオマントッタベツからカムエク、遠く1839峰までが望まれるわけであり〜〜〜おっさんのデジカメはもううなりに唸って、ビシバシとシャッターを落とすわけでーーーー 「あーーーなんてこったぁ〜〜〜初めての幌尻岳でこんな至福の瞬間を過ごすことができるなんて〜〜」おっさんは大声で叫んでいたのでしたぁ〜〜〜 |
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南方の展望(パノラマ) |
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そんな山頂を13時20分下山開始です。 北カールの変わり行く紅葉に目を奪われながらもどんどんと下ります。突然おばさんが叫びました、「あっ、、、ナッキーよ!」なんと5mほど先の岩の上にナキウサギがピョコンと座っていたのです。 おっさんとyamaonさんはあわててカメラをとりだしシャッターに手をかけた途端に、あんりゃーーーナッキーはヒョイと姿を消したのでした。 いっやーーーそれにしても丸々としたナッキーでした。おっさんは「ここのナキウサギは太ってるのが多いのかなぁ」などとナッキーが聞いたら気分を害するような発言をしたのです、レッドカード! やがて「命の水」を過ぎ、ダケカンバの黄葉に包まれ一気に下り、急斜面に足を滑らせ小石が落ちると 「らーーく、らーく(斜面を石が転がり落ちること)」と叫びあい、そのうちおっさんが「らーーく、らーーく、おっさんラーークなんて滑り落ちたりなんかしてね」と得意?のオヤジギャグ、これが意外とyamaonさんにうけて大笑い!! やがて沢の音が右側から聞こえて来ると、幌尻山荘へ到着です15時40分。山荘の煙突からは煙がたなびき、ひっそりとしたムードがたまらない一瞬だったのでした。 |
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![]() 山荘の煙突からは煙がたなびき・・・ |
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晩餐はyamaonさんお手製の「ラムシチュー」、そしてビールでかんぱーーい、 「誕生日おめでとう、幌尻岳登頂おめでとう」 その頃雨がシトシトと降り出し、午後7時過ぎにシュラフへ潜り込む頃には雨音が木々の葉に鳴り響いていたのです。 |
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