1967〜ピパイロ岳、そして伏美岳へ向かう

さて9時5分、一行はピパイロ岳へ戻りはじめました。小さなアップダウウンの繰り返しの細長い山頂稜線を慎重に進みます。

山頂稜線を進む
山頂稜線を進む

10時25分ピパイロ岳山頂へ、ここで1967峰に別れを告げました「最高の展望をありがとーーーぅ、、、来年もまたきっと来るからなあぁ〜〜〜」、、、おっさんはボソッと「えっ??来年も?」と呟いていたのです。

日高の山肌がくっきりと
日高の山肌がくっきりと(神威岳、札内岳、エサオマントッタベツ、カムエク、ナメワッカ岳)

山頂直下へ下りてテントを撤収、装備を整え、軽い昼食をとり、近くに残っていた雪を溶かして飲料水を作り、11時45分伏美岳へ向かって出発です。

山頂直下へ向かう
山頂直下へ向かう(下に小さくテントが見える)

それにしても暑いのです、10月中旬だと言うのに歩いているだけで汗ダラダラです。
しかも、いくらか軽くなったとは言え縦走装備のザックが一行の足取りを重くするわけであり、暑い、とにかく暑い、咽喉が乾く、これほどの暑さは予想していなかったため、飲料水がギリギリの状態なのです。

水場コル付近から全員の疲れが目立ちはじめました。ちょっとした休憩が多くなり、ペースもあがりません。飲料水もどんどんと減り、一口ふくんでは大きくためいき・・・そして1546mコルからいよいよ標高差約250mの登りとなるわけでぇ〜〜〜

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