冬には何度かスキーで登った日勝峠付近の山々を見る。手前に日勝ピーク、そして奥には無線中継所を挟んで熊見山や山スキーでの双珠別岳が穏やかな表情で鎮座する。そして沙流岳も・・・あの冬の厳しさなど微塵も感じさせない。そう言えばこのペケレベツ岳にも日勝ピーク越えで登った、その時には雪まじりの凄い風でもちろん展望はゼロ、すぐに退散したのだが、、、帰路の雪質はもう言葉にはならないほどの素晴らしさであった。 そんなことを思い出しながら、ゆったりと1時間近く山頂でくつろいだ。眼下に十勝平野を見ながら下って行くのは気持ちが良い。でもすぐに視界は閉ざされて〜笹やぶの中に入って行く。 |
左手前に日勝ピーク、右奥に熊見山、無線中継所、双珠別岳 |
中央手前に沙流岳 |
1343mコブからまた笹をかきわけて行く。さすがに下りは幾分歩き易い、どんどんと下って行く。日差しが強くなってきた。紅い木々の実がとても目だっていた。ナナカマドやツリバナ、オオカメノキ、、、前述もしたが山頂近くでは大きなマユミを見ることが出来た。 |
カエデに日差しがあたって黄色く輝く、おばさんとakamさんは思わず立ち止まって見上げる・・・少し離れてそんな光景をカメラにおさめた。「来週あたりでしょうかね〜もっと輝くのは・・・」「1週間早すぎたのかもしれませんね」、、、yamazさんとそんな言葉を交わす。 12時45分、頭上に覆いかぶさる笹をかきわけて登山口に下り立った。この日出会った人は2組のみ、登山口には札幌ナンバーの車が2台止まっていた。「じゃあ、次の紅葉めぐりでお会いしましょう」そう言いながらyamazさんに別れを告げた。 |
コースタイム(含休憩時間) 登山口 07:30 1343mコブ 09:05 山頂 10:00-11:00 1343mコブ 11:30 登山口 12:45 |
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