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ペケレベツ岳は2年前に、尾根上の登山道の真中で真新しいクマさんの糞を跨いで登ったのですが、記録は残していなくて、、、昨年も近くの山に登った帰りに登山口に立っていると、除雪センターの人の「クマが出ましたよ」との言葉にすっかり登る意欲を無くして断念!

で、何故か「ペケレベツ岳の紅葉が見たい」と言うおばさんの声に、重い腰をあげての山行となったのでした。もちろんおばさんは事前にこの山の紅葉の情報をチェックしていたわけでぇ〜〜〜でもいくら天気が良いとは言え、時間がとれたとは言え、よりによって平日にこの山に向わなくても・・・

2005年10月6日、おっさんとおばさんは日勝峠の十勝側にある除雪ステーション横の登山口に立っていました。(トイレはありませんからご注意を)。で入山ポストを見るともちろん誰も登っていないわけでありぃ・・・でも天気は最高で・・・午前8時15分登山口をスタートしたのです。

登山口からはすぐに覆い被さる笹をかき分けながら進みました。でも長くは続きませんのでここはちょっとの我慢です。

誰も・・・

笹がぁ〜〜〜

登山道には「頂上まであと○○メートル」と書いた標識が所々に設置されています、登る目安になりますね。

笹をかきわけながら進むと樹林帯に入り、「どうかしら、紅葉は・・・」「まあまあじゃないの・・・」おっさんとおばさんは熊よけ鈴の音を、何故か小さく感じながら登って行きました。

いよいよ

そんなちょっと不安気味の山行でしたが、登り始めて間もなく周囲が色づいてきて「黄葉しているよっ、期待できるかもよ」と足早に進んで行くと、前方にはモミジやカエデ、ナナカマド、ダケカンバの紅葉、黄葉が次から次へと二人の前に立ちはだかるわけでぇ〜〜〜

「あっ、ほらほら、すごいわよっ!!!」おばさんは見事に的中した光景に満足しながら紅葉の中に飛び込み、おっさんは「おぉ〜〜〜こりゃあ、すごいぞっ、、、こりゃあすごい」と予想外の光景に大声をあげながらシャッターを押すのでしたぁ〜! ミネカエデの黄色いトンネルの中に入ると、目の網膜がすっかり黄色に染まってしまったかのような印象をうけるのでした。

わっ

鮮やか・・・

青空

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