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 このころから青年と彼女には少しづつ疲れが出てきました。
リュックを背負う姿には力が無く、かと言ってまだまだ先は長く、頑張らねば、ガンバリマッショウ・・・・
リーダのadachiさんは若い？二人に（ＧＯちゃん、inabさん）交代で進むように指示、そう若さですよ、やっぱし若い人に頑張ってもらいませう？？などとふにゃふにゃしながら、青年と彼女はおっさんとおばさんに成り下がり、ついていったのでした。
リーダのadachiさんの指示が的確に飛びます。
やがてウッスラとトレースが現れ、そのうちはっきりとトレースが見つかり、さあもうすぐ迷沢山かなあ？？などと思っていると何かおかしい、どうも違う個所に行きついてしまったようです。Adachiさんはすぐさま切り返し目的のコースへ。
さらにあのQさんが先頭で進んでいると、なにやら様子がおかしい、変だぞーー。なんとストックの先端の輪が外れてしまったのです。お手製のその輪はあのQさんの大切なものでした。それが外れてしまうなんて・・・・・
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がっくりとしたあのQさんは迷沢山頂直下で「私はここで昼食の準備をしているので、皆さん荷物を置いて登ってきてください」おばさんも「私も残ります」。