笹藪漕ぎだぁ〜〜〜花ママ変身!
奥佐幌岳(1042m)

笹の丈が少しづつ高くなってきて、踏み跡も所々で不鮮明となり、このあたりから花ママが先頭を歩きはじめ・・・少し離れたところにテープを見つけたりしながらも、ピークへ向かって一直線に進むのです。

笹薮へ

稜線は思っていたよりも広く、これで見通しが悪ければ方向を間違うと怖いかもしれませんね。今回は視界良好でしたので目的のピークを見ながら進んだのです。そしてそのピークへと一直線に向かっている踏み跡のようなトレースがうっすらと確認できるのでした。

前方に奥佐幌岳

しかし、笹藪は少しづつ濃く?なってきて、そして笹の丈はついに一行の背丈以上になってしまうわけであり、、、と、その時でした。

おっさんは先頭を進んでいた花ママの付近から「カッキーーン」となにかが切り替わるような音を聞き、花ママの瞳に煌々と燃える炎を見たわけでありぃ〜〜〜そう、それは「花ママ」が「ブッシュママ」に変わった瞬間だったわけでぇ〜〜〜

頭上を覆う笹で当然のように前方の視界は効かなくなり、もちろん目的のピークなどは見えず。こうなるとブッシュママは藪カン、山カン、沢カン等を総動員して攻撃的にグイグイと笹をかきわけながら進むわけであり、花パパとおっさんは後ろから懸命について行くわけで、、、
コル手前からピークの直前まで延々とその笹薮との格闘が続くわけで、時々頭上の笹に結んであるテープを見てほっとしながら進むわけで、でもちょっと離れるともう前方は遮られて前を進む人が見えなくなってしまい、あわてて急いで登ったりすると、笹の跳ねかえり攻撃にたじろいだりするのでした。

そんな格闘に疲れたころにやっと背の高い笹薮から抜け出し、ほっとしてちょっぴり休憩!高度計で確認するとピークまではもうすぐでした。「さあ、もうひと踏ん張りですよ」

一気に急斜面を登りきりました。11時40分、ついに奥佐幌岳へ到着です。いっやぁ〜〜〜久々にシンドイ笹薮漕ぎでしたぁ〜〜〜

奥佐幌岳へ

まずは記念写真を・・・山頂はまさに遮るものの無い風吹き放題の広場でした。ビューーー!もう立っていられないので、とりあえず座ってパチリ!!!

記念写真

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