そんな辛い登りでも傍らに咲く花々におばさんは立ち止まり、おっさんはカメラを向け息をころしてシャッターを押すわけであり、これはもう結構辛いのですが、、、それはテガタチドリであり、イブキトラノオであり、ウツボグサでありムラサキモメンヅルでありぃ〜〜〜 |
テガタチドリ |
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9時40分、810m標高点に立ちました。そして目の前には予想通りに圧倒的な迫力で1109mピークが立ちはだかるわけであり、それはあまりにも高く、豆粒のように登って行く人達の姿も確認できるわけで、、、それはまるで人々の挑戦を跳ねつけるかのように一気に立ち上がっていてぇ・・・ 「ここでもうどのくらいかなぁ〜〜〜半分くらい来たの?」おばさんはちょっとウンザリしたような声で尋ねました距離的にはここで全行程約3.6kmのちょうど半分くらいです。しかしここからは炎天下の登りに加えて・・・まだまだ厳しい状況が続くわけであり、 |
目の前に立ちはだかる1109mピーク |
二人はザックを下ろして十分水分補給をしました。展望はもちろんグッド、遠くにまだ残雪を抱いている狩場山が青空に美しく映えていたのです。 |
残雪を抱きながら佇む狩場山 |
さて、いよいよ1109mピークを目指して歩き始めました。一旦少し下りでもすぐに登りとなって登山道を覆う草を掻き分けながら進むのですが、このあたりから足元は斜面に沿って右側下がりとなり、これが大変歩きづらく気をつけて歩を進めているのですが、、、おっととズルリと滑りそうになり、そんな状態が延々と続くのですから次第に足元にはストレスがたまって来るのでした。 |
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