樹林帯の急斜面を登って尾根へ、さらにどんどんと高度を上げながら進みます。トウゲブキが咲き始めていました。満開の時にはきっときれいでしょうね。

足元には黄色のスミレがたくさん咲いていました。葉が丸いのでキバナノコマノツメかなぁ〜〜と思いましたが自身はありません。
やがて右側に大きな断崖があらわれ（十四ノ沢源頭部付近）、なにやら紫の花々が、、、どうやらミヤマオダマキが一面に咲いているようです、もちろんとても近づけるようなところではありませんが。

キツイ登りに耐えながらふっと振り向くと木々の間からニペソツ山が見えてきました。「ほーーーっ、良いぞーーーっ、今日はしっかりと展望ゲットだぜい」おっさんはそんな言葉を飲みこんだのでした。

木々の間からニペソツ山が・・・

その時でした、先を進むおばさんの大声が「うっわーーー見えてる〜〜〜」、、、おっさんも急ぎ足で山頂直下の岩場の基部へ（ここからピリベツ岳方面へと進む踏み跡がありました）・・・・・

お〜〜〜お見事ぉ〜〜〜ついに大展望が広がり始めたのです。
目の前のピリベツ岳の彼方には北大雪の山々が雲海の上に浮かび、西側に広がる山々とは対照的に東側には白い雲海がなだらかに広〜〜〜く流れているのでしたぁ〜〜〜「いいぞーーーいいぞーーー」