大槍の基部へ〜そして山頂へと向かう

視界はどんどんと悪くなり、それはもう自分達がスッポリを雲の中に入ろうとしていることを確認出きるわけであり、、、あの迫力のある大槍はもちろん見える筈はなく、、、

大槍の基部へ向かう

9時10分、大槍の基部へ到着です。深い霧のベールに包まれた斜面をチングルマが覆い隠すかのように広がり、それはそれは美しく・・・「今度こそ、来年こそもっと早い時期のお花を見に来なくちゃね」おっさんとおばさんはしっかりとそう誓っていたのでした。

チングルマの広がる斜面

サマニヨモギが咲いていました。普段はあまりカメラを向けないのですが、何故か今回はその表情を狙ってみたくなり、「可愛いよぅ〜〜〜」そんなおばさんの声に、しっかりとポーズをとる?サマニヨモギだったのです。

サマニヨモギ

さあ、いよいよ濃い霧とともに山頂へと向かいはじめました。ちょっと風も強くなってきて暑さはあまり感じません。「天気が良かったら展望を楽しみながらの山歩きになるんだけどぅ〜〜〜」おっさんはちょっと残念な表情、「でもお花が楽しめたんだから・・・」おばさんは前向きな発言?を繰り返していました。

霧に包まれて

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