やがて前方にアンテナが見えて来ました。山頂はもう目の前です、果たして広がる大展望を手にすることが出来るのでしょうか。おっさんはいつものとおりデジカメにそっと手を触れていたのです、特に何と言うこともないのですが、決定的場面を前にした時のクセなのでしょうかね。

ブランク

１１時５５分、仁頃山山頂へ到着です。まずはとにかく記念写真！みなさんまだまだ余裕がありそうですね。

そうなんです、軽食を口にしながら「もうひとつ登らない、帰りに石垣山なんてどう・・・」などと話しているのです。ゲゲッ、、、まだ登るなんて、、、「ぱ、パスしま〜〜〜す」おっさんは俯きながら答えていたのでした。

ブランク

hoshikaさん達３名は食事を済ませて、一足先に下りて行きました。残されたおっさんとおばさんはホットコーヒーを飲みながら展望を楽しんでいました。

一等三角点の山、アンテナ意外は遮るもののない展望、まさしくその通りでした。眼下には富里湖とその彼方に北見市街が広がっていました。

そして視線を西へと移すと、クマネシリ山塊、三角錐の北見富士、そのすぐ左に霞んではいましたが白く輝く石狩連山、右に視線を移すと武華、武利岳へと続く山並み、、、おっさんは想像していた通りの広い展望にふ〜〜〜っとため息をついていました。